ブタの歯が何本あるか知っていますか?
「動物の歯の数を知ろう!」シリーズ、第8弾。
シリーズ一覧は「動物の歯の数を知ろう」シリーズまとめからどうぞ。
オスのブタは、犬歯がずっと伸び続ける
歯が一生伸び続ける動物には、ネズミやウサギなどがいます。
ブタのオスも、犬歯だけは伸び続けます。
メスの犬歯はある程度の大きさになると伸びなくなるため、オスよりも小さいです。
ただしオスの場合も、去勢すると歯の伸びが遅くなります。
日本の農家のブタは、大多数は生まれて数日のうちに歯を切ってしまいます。
ブタの歯は何本?
上顎は、
門歯(切歯):6本
犬歯:2本
小臼歯(前臼歯):8本
大臼歯(後臼歯):6本
下顎は、
門歯(切歯):6本
犬歯:2本
小臼歯(前臼歯):8本
大臼歯(後臼歯):6本
上顎の歯22本+下顎の歯22本=合計44本です。
ブタの歯は、全部で44本です。
ブタの歯は、動物の中でも多い方
「動物の歯の数を知ろう」シリーズで取り上げている動物の中でも、ブタの歯の数は多い方です。
顎が長いとそれだけ歯の数が多くなりますが、ブタの歯は44本。
猫と犬を比べても、犬の方が顎が長いので歯の数も多いです。
ちなみに人間は、親知らずの数によりますが、28〜32本です。