今回は、犬と猫のどちらが人気かお勉強だニャ
ペットとして飼われているのはどっちが多いのかな
きっと猫の方よ!
犬派と猫派の戦い
日本でペットとして飼育されている動物といえば、犬や猫がメジャーですね。時折珍しい動物が人気になってブームが沸き起こる時もありますが、やはり犬と猫の人気は不動のものです。
そして、人気があるだけに、犬派と猫派の戦いは長く長く続いています。
昔から、犬派と猫派の戦いは熾烈だニャ
犬派、猫派、双方の言い分はありますが、本当に人気なのはどちらなのでしょう?
長年の戦いに決着をつけるため、今回は「飼育数」に焦点を絞って判断してみました。
本当に人気なのはどっち!? 飼育数を調べてみよう
飼育数については、一般社団法人ペットフード協会の調査結果を参考にしましょう。
最新の「平成30年(2018年)全国犬猫飼育実態調査 結果」を読めば、犬と猫のどちらの飼育数が多いのか分かります。
漢字がいっぱいでよくわからないニャ……
そういう時は、グラフを見ればいいのよ
大事なところは、太字で書かれているニャ。とりあえず、そこだけでも読んでみよう
犬:890万3千頭、猫:964万9千頭
平成30年(2018年)全国犬猫飼育実態調査 結果
この調査結果では、犬の飼育数が890万3千頭に対して、猫は964万9千頭となっています。
やっぱり猫の方が人気ね!
いつからこの結果になったの?
もうちょっと調査結果を読んでみましょう。この調査では、過去5年間の調査結果を集計してまとめてあります。
時系列でみると、猫の頭数は横ばい、犬の頭数は減少傾向にあり、昨年に続き今回の調査でも、猫の飼育頭数が犬の飼育頭数を上回りました。
平成30年(2018年)全国犬猫飼育実態調査 結果
2018年の飼育数は猫が犬を上回っていました。しかし、2014年の結果では、犬の飼育数は971万3千頭、猫は949万2千頭です。犬の方が多いですね。
猫の飼育数が犬を上回ったのは、2017年です。これは、1994年の調査開始以来初めてのこと。
この年に犬の飼育数は前年比4.7%減の892万頭となり、猫は前年比2.3%増の952万6千頭となりました。
過去5年間、犬の飼育数は減少し続けており、猫は横ばい状態となっています。
ペットの猫が犬よりも多くなったのは、結構最近のことなんだね
なんでこの結果になったのかな?人気の理由は?
猫を飼う人の方が増えている理由、分かるかニャ?
特に犬・猫共に「純血」が増え、「室内での飼育」が進んでいること、飼育阻害要因としては「お金がかかる」「集合住宅での禁止」があがるなど、『経済状態』や『住宅環境』が市場に与える影響は大きいと推測される。
平成30年(2018年)全国犬猫飼育実態調査 結果
犬は毎日散歩しなくちゃいけないから大変ってことかな
飼育世帯数のまとめを見てみると、犬が715万4千世帯に対し、猫は553万9千世帯です。
平均飼育頭数は、犬が1.24頭なのに対し、猫は1.74頭。
猫を飼っている人は、複数匹飼っている人が多いってことね
ちなみに、医療費を含む1ヶ月の平均支出総額は、犬が10368円で、猫は6236円。猫の方がお金がかかってないね
今後はどう変化していくのかな
当然、猫の人気が続くはずよ
年代別での今後の飼育意向は、5年前と比べ犬の飼育意向がどの年代でも減少しており、 最も飼育意向の低下が顕著なのは50代でした。なお、猫の飼育意向は、5年前と比べて ほぼ横ばいとなっています。
一般社団法人 ペットフード協会
猫の人気はこれからも続きそうですね。
犬vs猫の戦い 結果
今回は、飼育数の統計だけをもとに結果を出しました。
現在は猫の方が飼育数が多く、犬よりも人気があるようです。
色々お勉強になったかニャ?
やっぱり猫が一番ってことがよくわかったわ!
でも、犬もかわいいよ